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てらてら

てらてら
副詞副詞-と動詞-サ変
1
標準
gleamingly
文例 · 用例
空青く晴れて日影まばゆく、木も草もてらてらと暑きほどなり。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
心細く感じながらも、ひとりでそっと床から脱け出しまして、てらてら黒光りのする欅普請の長い廊下をこわごわお厠のほうへ、足の裏だけは、いやに冷や冷やして居りましたけれど、なにさま眠くって、まるで深い霧のなかをゆらりゆらり泳いでいるような気持ち、そのときです。
太宰治 青空文庫
」 飛騨は、炭火のほてりでてらてら油びかりしだした丸い顏を、けはしくしかめた。
太宰治 道化の華 青空文庫
波の反射が陽炎の様にてらてらと顔から半白の頭を嘗めるので、うるさ相に眼をかすめながら、向うの白く光った人造石の石垣に囲まれたセミオン会社の船渠を見やって居る。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
その無理にゆがめた唇のほとりから逃げた筋肉が、突拍子もなく頬骨の上部まで丸く高まって、てらてらした湯上りの顔中の皮膚の艶を一所に集めてしまった様に、茶の間のランプの光を受けた。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
「お嬢様ばかりけい、自分だって、てらてら、するほど洒落るじゃねえかな」 おすめはなお、負けぬ気に云い返すのであった。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
和尚さんは、菊次さんが思つたとほり運のつよい人であつたと見えて、べつだんびつこにもならずに、いつも元気で、顔をあぶら汗でてらてらさせながら、酒くさい息でお経をよんで、年をとり、死ぬ前の晩にも一升二合ばかりのんで、死ぬときは何の苦もなく、ころりと死んでしまつたのでありました。
新美南吉 百姓の足、坊さんの足 青空文庫
禿げ上つた額のてらてらした艶が、見るから憎々しい尊大さで光つた。
南部修太郎 猫又先生 青空文庫
作例 · 標準
彼の頭はてらてらと光っており、遠くからでもどこにいるかすぐに分かる。
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中華料理店で出された回鍋肉は、油でてらてらと輝いていて、見るからに食欲をそそる。
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西日に照らされた古いアスファルトが、雨上がりの湿気を含んでてらてらと反射していた。
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てらてら(てらてら) — 幻辞.com