裏名
うらな
名詞
標準
secret name
文例 · 用例
うらなりのトマトのような少年工が、その樹の下で、回数をかぞえた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
運命をうらなつて呉れ、と言ふのである。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
運命をうらなって呉れ、と言うのである。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
港を前に鯰の皿、うらなつて思ふに、しけだなあ。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
暦のうらないにまかせた。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
諸君が二十世紀の都会の街路で、このような、うらないを、暮靄ひとめ避けつつ、ひそかに試みる場合、必ずしも律儀に三人目のひとを選ばずともよい。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
○ゆうべ、うらない看てもらった。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
昔から偉人には奇蹟が携わる、日を見て、月を見て、星を見て、いや、ちと大道うらないに似て来たかね。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
作例 · 標準
例句