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罨法

あんぽう
名詞動詞-サ変
1
標準
poultice
文例 · 用例
淡いふすぼりが、媼の手が榊を清水にひたして冷すうちに、ブライツッケルの冷罨法にも合えるごとく、やや青く、薄紫にあせるとともに、乳が銀の露に汗ばんで、濡色の睫毛が生きた。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
「ばあや、もう眼の罨法をする時間じゃなくって」「そうでございましたね。
岡本かの子 高原の太陽 青空文庫
身體が弱い爲めだから營養をよくすること、足の膝關節が痛かつたら罨法をするといふ事であつた。
素木しづ 追憶 青空文庫
彼女は別に身體の元氣はかはらなかつたので、學校に通つて歸つて來ると一人で罨法をした。
素木しづ 追憶 青空文庫
そして自分の部屋に入ると、古びた青いビロードの椅子に腰をおろして、その膝をもんだり、痛さをこらへて少しでも折り曲げやうとしたり、または罨法してそつとのばしたり等した。
素木しづ 追憶 青空文庫
病室で罨法をするのに繃帶を解きはするけれど、その時分には見える方の目はやつぱりガーゼに閉ぢられた儘である。
鈴木三重吉 赤い鳥 青空文庫
その午後、冷吉が蒲團の上に坐つて罨法をしてゐると、齒のとれた受附の大木さんが上つて來て、「かういふものださうですが、何とか言つてるのが私にはよく解らないのでございますが、とにかく、一寸會つて戴きたいと申しますです。
鈴木三重吉 赤い鳥 青空文庫
一度罨法をしてから、うと/\してゐたと思ふ内に、もう午になつた。
鈴木三重吉 赤い鳥 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日罨法について考えている。
罨法という言葉は日本語で重要だ。
彼は罨法の意味を理解している。
この文には罨法が含まれている。