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御守殿

ごしゅでん
名詞
1
標準
文例 · 用例
はたそれ途中一土手|田畝道へかかって、青田|越に富士の山に対した景色は、慈善市へ出掛ける貴女とよりは、浅間の社へ御代参の御守殿という風があった。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
いや、この構えは、さながら二の丸の御守殿とあるものを、さりとては羨しい。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
「だが、その御守殿風の女とかいうのが、いずれ一日二日のうちにまた出直して来るだろうから、ともかくも俺が行って、それとなく様子を見てあげよう。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
まったくは、あの御守殿より、私の方が口説くには煩いんだから、その積で、しっかりして。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」「御守殿は何と云って?
泉鏡花 日本橋 青空文庫
お爺さん、私ゃ芸者のかざかみにも置かれない……意気な人には御守殿だ、……奥さんだ、お部屋だって言われます。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
御守殿め、男を振るなんて生意気な、可、清葉さんが嫌った人なら、私が情人にしてやろう。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
時計がさ、御新造さんが、その振袖の時分に、お狂言か何かで、御守殿から頂戴なすッたって、……時間なんか、何時だか、もう分らないんだそうですけれど、打つと、それは何ともいえない、好い音がするんです。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
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御守殿(ごしゅでん)は、江戸時代において、徳川将軍家の娘が三位以上の大名へ正室として嫁ぎ居住した奥御殿を指す。

出典: 御守殿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0