黒山
くろやま
名詞
標準
mass (of people)
文例 · 用例
5 イズモ町の太田ミサコ経営のポール流行品店では、早朝から商品窓のマネキンに黒山のような人だかりがしていた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
屍室には、看護婦や、患者や、兵士や、街の人々が、入口と窓の外に、黒山のようにたかっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
辻に黒山を築いた、が北風の通す、寒い背後から藪を押分けるように、杖で背伸びをして、「踊っとるは誰じゃ、何しとるかい。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
堂の中は人間の黒山が崩れるばかり、潮が湧いたようになってごッた返す中を、仏様を振廻しちゃあ後へ後へと退って、位牌堂へ飛込んで、そこからお前壁の隅ン処を突き破って、墓原へ出て田圃へ逃げたぜ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
考えて御覧、どんなに厳重にして守ったって、そりゃ人間の猿智慧でするこッた、現にお前さん、多勢黒山のような群集の中で、その観音様を一人で引揚げて来たじゃあないか。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
これからは殆んど人の歩るいた事のないような谷合を通り、前黒山、釈迦ヶ岳の山の中腹を迂回して深林の薄暗い中を行くのである。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
川留か、火事のように湧立ち揉合う群集の黒山。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
何、黒山の中の赤帽で、そこに腕組をしつつ、うしろ向きに凭掛っていたが、宗吉が顔を出したのを、茶色のちょんぼり髯を生した小白い横顔で、じろりと撓めると、「上りは停電……下りは故障です。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
作例 · 標準
休日の観光地には、黒山の人だかりができていた。
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フェスティバルの会場は、入場を待つ人々で黒山になっていた。
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事故現場には、野次馬が黒山のように集まっていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
黒山(くろやま、こくさん、こくざん)
日本
中国
- 黒山 (陝西省) — 陝西省楡林市楡林区の西にある山。
- 黒山 (山西省) — 山西省忻州市五台県の東南にある山。
- 黒山 (内モンゴル自治区) — 内モンゴル自治区フフホト市の東南にある山。
- 黒山 (古代中国) — 司隸河内郡に嘗てあった山。後漢末、「黒山軍」と呼ばれる匪賊が糾合した場所の一つ。
中国
韓国
- 黒山島 (흑산도) — 大韓民国全羅南道の黄海に浮かぶ島。
日本
- 黒山健一 — オートバイトライアル選手
日本
- 黒山駅 — 新潟県新潟市北区太田にある駅。
日本語
中国語
出典: 黒山 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0