威高
いたか
形容動詞名詞
標準
arrogant
文例 · 用例
神と坐す大稜威高領らせば、八紘一つ宇とぞ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
第三段抑々蒙古ときこゆるは草莽にして胡沙を馳駆し、万里北に蔓つて勢漢土に臨むや、金を滅し、宋を傾け、余威高麗に及んではしばしば本朝をもうかがふ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
そもそも全国で合祀励行、官公吏が神社を勦蕩滅却せる功名高誉とりどりなる中に、伊勢、熊野とて、長寛年中に両神の優劣を勅問ありしほど神威高く、したがって神社の数はなはだ多かり、士民の尊崇もっとも厚かりし三重と和歌山の二県で、由緒古き名社の濫併、もっとも酷く行なわれたるぞ珍事なる。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
せだかさは、稜威高き所の真物といふ事で、真物は其神格を褒めたのだ。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
えびすらの稜威高しと仰ぐ日を待たで去りにしわが妻あはれ妻逝きて早や五十日木犀のかをれる庭も荒野のごとし もうなにも書くことがないやうな気もするが、日記をめくつてゐると、また言ひたいことが出て来るかも知れない。
— 岸田國士 『妻の日記』 青空文庫
さうした威高さは、さすがに自ら備つてゐた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
そうした威高さは、さすがに自ら備っていた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
文官のかたにはさほど面倒な註文はなく、唯うやうやしく見えさえすれば事は済むのでしたが、武官になると註文がなかなかむずかしくて、上長の前では柔和さが第一、目下にたいしてはどこまでも毅々しく、威高気に見えなければいけないのです。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
作例 · 標準
その政治家の威高な態度は、国民の反感を招いた。
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彼は実力もないのに、部下に対して威高な態度をとっていた。
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「私の言うことだけが正しいんだ!」と、彼は終始威高な口調でまくしたてた。
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長年の成功体験が、彼の性格に威高な側面をもたらしたのかもしれない。
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