貼合
てんごう
名詞
標準
pasting together (of paper)
文例 · 用例
(空を仰ぎながら)こりゃとても明るい月明り、お上人さま足元をお気を附け遊ばしませ』蓮如『幸子坊が何のてんごうを申すことやら、………然し此の世の中は辛いところだ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
「何の、てんごうを云うてなるものか、人妻に云い寄るからは、命を投げ出しての恋じゃ」と、いうかと思うと、藤十郎の顔も、さっと蒼白に変じてしまった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
お梶 藤様としたことが、また真面目な顔をしてなんぞ、てんごうでもいうのじゃろう。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
藤十郎 (さすがに必死な蒼白な面をしながら)なんの、てんごうをいうてなるものか。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
そのようなてんごうお言いなんすなら――」 くねりと身をくねらせて吉三郎の奥州が、やさしく主水之介を睨めながら、チクリと膝のあたりをつねりました。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
「これ」といったが旗二郎、「てんごうはよせ、とんでもない奴らだ!
— 国枝史郎 『怪しの館』 青空文庫
「何をではない、てんごうは止めろ」「何を!
— 国枝史郎 『怪しの館』 青空文庫
師匠の又助に頼まれたればこそ、こんなてんごうもしたのであるが、見れば本職のヤクザらしい二人に、怪我でもさせられては一大事と、「退散!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
作例 · 標準
職人は壁紙の気泡が入らないように、丁寧に貼合していった。
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この本は、複数の紙を貼合して作られた丈夫な表紙が特徴だ。
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特殊な接着剤を用いることで、異なる素材の貼合が可能になった。
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