彫虫
ちょうちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
僕は如何に考ふるとも、彫虫の末技に誇るよりは高等なることを信ずるものなり」と云った。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
しかしながら、彼はその気質から、例え彫虫の末技に誇るよりは高等なる本質を認める文学の傾向に対しても、やはり最後には、自身の知的な優越に立って無限の皮肉を含みながら「唯、幸に記憶せよ。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
僕は如何に考ふるも、彫虫の末技に誇るよりは高等なるを信ずるものなり。
— 宮本百合子 『昭和の十四年間』 青空文庫
夫ノ彫虫|篆刻スル者トハ背馳セリ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
詩は閑人の囈語に非ず、詩は彫虫篆刻の末技に非ず。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
一、詩を以て遊戲と爲し閑文字と爲し彫虫篆刻の末技と爲すは古來の漸なり、是弊敗れずんば眞詩決して起らじ。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
――それは彫虫の技だ。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫