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真形

しんなり
名詞
1
標準
文例 · 用例
又弘法大師将来の五嶽真形図あり。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
是は文書の真形を伝へむがために写すのでなく、既に世に行はれてゐる文書の内容を検せむがために引くのだからである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
われわれ医をもって主君主君に仕えるものが、その術の基本とも申すべき人体の真形をも心得ず、今日まで一日一日とその業を務め申したかと思えば、面目もないことでござる。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
人心変動の沿革にしたがいて、その大勢の真形を反射せざるべからず。
福沢諭吉 学者安心論 青空文庫
あるいはまた、その反射するにあたりて、実物のこの一方に対しては真形を写すべけれども、かの一方の真をば写すべからざることもあらん。
福沢諭吉 学者安心論 青空文庫
されば今の日本政府も、何等の大勢を写し出すものか、何物の真形を反射するものか、これを反射して真を誤らざるものか、無偏無党の平心をもってこれを察するは至難の事というべし。
福沢諭吉 学者安心論 青空文庫