田を打つ
たをうつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to till a rice paddy
文例 · 用例
動くとも見えで畑打つ麓かな 去来万歳をしまふて打てる青田かな 昌碧子を独もりて田を打孀かな 快宣 そのうち他の二句は皆田を打つとあるに去来ばかりのは畑打つとあり、あるいはこの句などが俑を作りたるにやあらん。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
麦を刈りて後その畑を打ち返して水田となす事はあれどそは夏にして春にあらず、それ故関西の者には春季に田を打つといふ事かへつて合点行かず、何とはなしに畑打と思ひ誤りたる者ならん。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
その中で、どこかのうちで、きぬたをうつ音が、とおくにきこえます。
— 新美南吉 『のら犬』 青空文庫
一挙手一投足が、運動神経の働きによって、調和を保ち、見た眼に快い流動のすがたをうつすのです。
— 岸田國士 『あるニュウ・フェイスへの手紙』 青空文庫
丁坊の身体こそは温い毛皮で手も足も出ないように包まれているけれど、顔はむきだしになっていて、氷のような風がびゅうびゅうと頬ぺたをうつ。
— 海野十三 『大空魔艦』 青空文庫
自由な精神がつねにこの世にあつて反抗のすがたをうつすとしても、それはやむを得まい。
— 岸田國士 『人間カザノヴァの輪郭』 青空文庫
そうだ、ひとつ今度はあなたをうつさせて下さい」男は、急にはしゃぐような声をだした。
— 山川方夫 『箱の中のあなた』 青空文庫
小林君は、その鏡のまえに立って、自分のすがたをうつしてみました。
— 江戸川乱歩 『宇宙怪人』 青空文庫
作例 · 標準
春の訪れとともに、村のあちこちでトラクターが田を打つ音が聞こえ始めた。
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昔は牛を引いて田を打つのが当たり前の光景だったと、祖父から聞かされた。
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田を打つ作業を怠ると、土に空気が含まれず、稲の根が十分に育たない。
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