華やぐ
はなやぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞
標準
to become brilliant
文例 · 用例
年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐいのちなりけり
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
わたくしは、その逸作に、雛妓が頻りにときめかけ、縺れかけている小娘の肉体の陽炎を感ずると、今までの愁いの雲はいつの間にか押し払われ、わたくしの心にも若やぎ華やぐ気持の蕾がちらほら見えはじめた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
車は忽ち電燈の光の華やぐ旅館の門並の前を過ぎて、朱の鳥居の見ゆるところに來た。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
精一ぱい張り切って華やぐ限りを尽したあとは、未練気もなく憧憬の中に溶け去ってしまう空の花火。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
一年に一度の祭礼は、村にとって正月より華やぐ行事であった。
— 宮本百合子 『小村淡彩』 青空文庫
にほへる面わの罪か、世も、ねがひも、希望も、かつてかがやくその光に、眼のいろ澄める深淵その流に、華やぐ聲ねのあやに、――かつて頼るわが身のその幸限りあらざりしを、ああなど君がゑまひに罪あるべき。
— 蒲原有明 『獨絃哀歌』 青空文庫
「どうしてそんなふうになさるの、若いひとは貴女だけなのだから、少しは家のなかが華やぐように、娘らしい身じまいをなさいな」 伊代はこう云って、ときどき自分で髪をあげて呉れたりした。
— 山本周五郎 『契りきぬ』 青空文庫
店が華やぐんですよ。
— 片岡義男 『道順は彼女に訊く』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの夜、街は提灯の明かりで一層華やいだ。
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彼女の笑顔は、その場を一瞬で華やかにした。
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「このBGMで、パーティーの雰囲気が華やいだね。」
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