煙たい
けむたい異読 けぶたい
形容詞
標準
smoky
文例 · 用例
ふと振り向いたその眼が赤く、しばたき、煙のせいばかりでないと、おたかは胸痛く見たが、どういうわけか、おたかの声は、えらい煙たいやないかと、叱りつけるようだった。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
ふと振り向いたその眼が赤く、しばたたき、煙のせいばかりでないとおたかは胸痛く見たが、どういうわけかおたかの声は、「えらい煙たいやないか」 と、叱りつけるようだった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
昔ながらの煽げば煙たいへっついでも、幾らか改良を加えれば、それに文化という字をつけて文化竈と呼ぶようなものである。
— 宮本百合子 『今日の生活と文化の問題』 青空文庫
家庭を円満に治めるためにも、男子の手足まといになりすぎる程物の道理が判らなくても困るが、余りはっきりしすぎて男が煙たいほどでも亦困る、と。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
処で、此の稽古は、石橋の親父の別荘が根岸に在つて、そこには石橋の姉さんが北海道から帰京して、仮りに住つてゐる他に、誰も煙たい人はゐないからといふので、そこへ毎日通ふ事にした。
— 江見水蔭 『硯友社と文士劇』 青空文庫
おやまア、こりゃ何ちゅう煙たいこっちゃいの、咽喉ア塞って了うがいの。
— 加能作次郎 『恭三の父』 青空文庫
先発の仲間に前田、上杉などゝいふ古狸の煙たいところを御指名なさるのが一策でござらう。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
先発の仲間に前田、上杉、などゝいふ古狸の煙たいところを御指名なさるのが一策でござらう。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーの煙で、顔が煙たくなった。
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古いストーブを使うと、部屋全体が煙たくなってしまう。
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「窓を開けても、まだちょっと煙たいね。」「もう少し換気しようか。」
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標準
awkward
作例 · 標準
新しい上司は、周りの空気を煙たいと感じさせるタイプだった。
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彼の前では、なぜかいつも煙たい雰囲気が漂ってしまう。
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昔の先輩に会って、なんだか煙たい感じがした。
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