一番風呂
いちばんぶろ
名詞
標準
freshly drawn bath
文例 · 用例
……ちゃんと、こら、俺れゃ、一番風呂に失敬してやった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
長岡散歩、入浴、一番風呂で気持がよかつた。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
今日はまた湯屋で、ほんたうの一番風呂だつた、湯加減もよかつたので、たつたひとり、のび/\と手足を伸ばした気持は何ともいへなかつた、殊にそこの噴井の水はうまかつた、腹いつぱい飲んだことである。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
鶴見ははからずも一番風呂の贅沢を独占する。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
私は運動がてら、氣晴らしにもなるし、毎日下町まで往復するのは何でもなかつたので、湯屋の戸の開く時刻を見計らつて、少しくらゐ戸口に彳んで待つてゐても、一番風呂に入るのを一日の樂みにしてゐたが、妻に取つては、湯屋通ひは厄介であつた。
— 正宗白鳥 『水不足』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4