無いものねだり
ないものねだり
名詞
標準
asking for the moon
文例 · 用例
無いものねだりとおんなじだからな。
— 岸田國士 『女人渇仰』 青空文庫
たゞ、市井の趣味人は、とかく無いものねだりの心理がある。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
――ないものねだりで、なお欲い、歩行くうちに汗を流した。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
革命にはちがひないが、さつきもいふとほり、これは、決して、ないものねだりぢやない。
— 岸田國士 『対話』 青空文庫
そしてそのおもひたちの、決して無理でも、ないものねだりでもたかつたことは、紫の事務服、白いエプロンをかけた売店の女たちの、甘栗のふくろをさげたり、水菓子のはんだいをかゝへたりして桟敷の間をまご/\するのとゝもに、わたしは、呼出しのたッつけのかげにかくれた白ちりめんの兵児帯。
— 久保田万太郎 『角力』 青空文庫
「いゝえ、おしるこぐらいもう戴いても宜しいのですが、それからそれといけないものねだりを致します。
— 佐々木邦 『閣下』 青空文庫
ところが、読書子はないものねだりをする癖がある。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
今の状況で完璧な結果を求めるのは、無いものねだりというものだ。
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彼はいつも現実離れした要求ばかりで、無いものねだりが多い。
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子供に手の届かないおもちゃをねだられても、それは無いものねだりだと説明した。
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