崩越
崩越
名詞
標準
文例 · 用例
林を出抜けると草原、崩越を越えて山に沿い暫く王滝川を遠く脚下に見て行く。
— 吉江喬松 『木曾御嶽の両面』 青空文庫
林を出拔けると草原、崩越を越えて山に沿ひ暫く王瀧川を遠く脚下に見て行く。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
山影崩越山影 昨日あたりまで、黄葉の夕風にかさ/\戰いでゐた畔の榛の樹が今はもうすつかり葉が落ち盡して、梢の先の先まで、風に吹きさらされ、稻はもう盡く苅りつくされて了つたが、まだ所々に長く列を作つて、掛け木に垂れ懸けられてゐる。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
崩越より急なる山道に入る、暑さのため鼻血を出し半時間くらい休み、峠を越し、少し迷いて歳児(サイチゴ)に出ず、この峠を越し小川という川に出で、それを下り上松に出、ここへ泊る。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
五万の地図で見てもどうもよくわからないのですが、尾羽林を通り崩越への峠の上から尾根伝いに一四三二米の三角点附近に至り、そこから西に下ったのかも知れません。
— 木暮理太郎 『木曾御岳の話』 青空文庫