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写生画

しゃせいが
名詞
1
標準
picture drawn from life
文例 · 用例
子規に、その写生画を見せてもらっているうちに熟柿を描いたのがあった。
寺田寅彦 高浜さんと私 青空文庫
其時は本の装釘の事などまるで頭になかつたが、わざわざ尋ね来られての頼みに、かれこれ思ひめぐらして逢着したのは、今から三十余年前、即ち大正二年の夏八月、伊豆の湯ケ島で作つた渓流の写生画である。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
同じ年に出た小宮豊隆君の「黄金虫」がやはりこの庭の写生画を其本の表紙に用ゐた。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
それでやはり不用意に写して置いた庭の万年青の写生画一枚を上げた。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
なにか新奇の工夫をと案じた末に、思い付いたのが裸体美人の写生画で、それを立派に表装して箱入りの贈り物にする。
岡本綺堂 恨みの蠑螺 青空文庫
」 すべてに生動の真をつかもうがためには、精厳な写生によらなければならないとした院態写生画のこうした主張からすると、あの陶器画のあるものは、何という気まま勝手な、反自然な、しかしまた何という自由な精神に富んだものだろう。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
九箇月を費してやっと出来上ったのは、名高い雑菜の図で、自分の圃に作ったいろんな野菜の写生画と詩文とに、溢れるような田園の趣味を漂わせたものだった。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
四人の陳述は割合に素直で、一見亜太郎の死となんの関係もないように思われたが、先にも述べたように、絵筆を握ったまま倒れた亜太郎の傍らに描き残された妙な一枚の写生画が、その場に居合せた洋画趣味の医師の注意を少からず惹きつけたのだ。
大阪圭吉 闖入者 青空文庫
作例 · 標準
美術展には、写生画のセクションがあり、多くの来場者で賑わっていた。
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