度を過ごす
どをすごす
表現動詞-五段-サ行
標準
to go too far
文例 · 用例
巧みな皮肉も、度を過ごすと少しあくどくなるように、蕗の薹の苦い風味を好む人も、もし分量が過ぎると、口をゆがめ、顔を顰めないわけにはゆかなくなる。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
その代り少しでも度を過ごすとかえって害になります。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
ラジウムも適当なる時間を限って患部に当てれば、吃驚するほど治癒が早いが、度を過ごすと飛んだことになるのだった。
— 海野十三 『柿色の紙風船』 青空文庫
さて、どこの国でも圧制が度を過ごすと、それに対する反抗のおこって来るのは当然のことであります。
— 石原純 『キュリー夫人』 青空文庫
運動もいいが度を過ごすと行かぬ者で、からだ全体が何となく緊りがない、ぐたぐたの感がある。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
二人に相対して同じテーブルに向かっていたラズーミヒンは、絶えず二人にかわるがわる目を移しながら、性急なほど熱心にラスコーリニコフの説明を注意していたが、それはいくらか度を過ごすくらいだった。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
お父様は、わかって下さるけれど……」「お前が大切だから、アレもつい、度を過ごすのだろう。
— 橘外男 『墓が呼んでいる』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は興奮のあまり、度を過ごしてはしゃいでしまい、翌日反省した。
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彼の発言は、ユーモアのつもりだったかもしれないが、度を過ごしていた。
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楽しかった旅行だったが、少し度を過ごして遊びすぎてしまったと友人が言っていた。
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