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忍び手

しのびで異読 しのびて・みじかで
名詞多音語
1
標準
silent clap (done during a funeral or during certain rites at the Ise Grand Shrine)
文例 · 用例
それはおとうさんのあでやかな娘姿がお店へ出てから半年もたつた頃、ある日そのお方がおしのびで侍女二三人程連れて街へ買物がてら散歩にお出になつたのですよ。
岡本かの子 秋の夜がたり 青空文庫
しのびで、裏町の軒へ寄ると、破屋を包む霧寒く、松韻|颯々として、白衣の巫女が口ずさんだ。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
そのときその店先には、王さまが、おしのびで、一人のおともをつれて、金の指輪をなほさせに来てゐました。
鈴木三重吉 ダマスカスの賢者 青空文庫
大目付様、おしのびで参りましたぞ」「大目付にも多勢ある。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
こんどは前のよりもいっそう身分の高い人が、おしのびでおまいりに来たものとみえて、大ぜいの侍や、召使の女などがお供についていました。
楠山正雄 一本のわら 青空文庫
制作の進行ぶりを、おしのびで見に来られたものとみえます。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
しのびでいらっしゃるんだ――」 土下座をせんばかりに喜左衛門夫婦と鍛冶屋富五郎がガヤガヤしているのを、仔細を知らない通行人がふしぎな顔で見て通る。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
ぼくは、そこまで見とどけると、そっと玄関から、街へしのびでていったよ。
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 透明人間 青空文庫
作例 · 標準
故人を悼む場では、音を立てないよう忍び手で拝礼が行われた。
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伊勢神宮の儀式では、厳かに忍び手が行われると聞いた。
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祭りの最中、一部の伝統的な場面では、静かに忍び手をする習わしがある。
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