楚
すわえ異読 ずわえ・すわい・ずわい
名詞多音語頻度ランク #33910 · 青空 344 例
標準
switch (long, slender shoot of a tree)
文例 · 用例
小門|清楚、「春夏秋冬花不断」の掛額もさびたり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
われはや単純と静けき呟きと、とまれ、清楚のほかを希はず。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
純白に襞の多い着物と、頭の白い花の冠が非常によく似合い、私に持って来たクリスマス・プレゼントのチョコレートの箱の飾リボンの縁が、清楚にうつり合った色彩は、私に思わずつかつかと傍へ寄らしてしまったような、好もしい感じを与えました。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
君は寂しい、君は正直で、清楚で、透明で、もつと細かにぴちぴち動く。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
廣い緑の牧場と、靄にかすんだ海峽の水と、黄ばんだポプラの林と、赤煉瓦の清楚な修道院の建物と――それ等が秋らしい靜かな色の調和を作つて快く私の瞳に沁み渡つた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
しかし部屋が割合に気持のいい部屋で、すべてが清楚な感じを与えた。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
楚歌一身に聚りて集合せる腕力の次第に迫るにも関わらず眉宇一点の懸念なく、いと晴々しき面色にて、渠は春昼|寂たる時、無聊に堪えざるもののごとく、片膝を片膝にその片膝を、また片膝に、交る交る投懸けては、その都度靴音を立つるのみ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
雲のさま 韓雲は布の如く、趙雲は牛の如く、楚雲は日の如く、宋雲は車の如く、衛雲は犬の如く、周雲は輪の如く、秦雲は行人の如く、魏雲は鼠の如く、斉雲は絳衣の如く、越雲は龍の如く、蜀雲は※の如し、と云へるはいとをかし。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
作例 · 標準
庭の梅の木から、まっすぐに伸びた楚を一本切り取った。
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楚をしならせて、子供たちが川岸で釣りの真似事をしている。
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雪の重みで、細い楚が今にも折れそうに曲がっている。
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標準
switch (cane used for flogging)
作例 · 標準
昔の芝居では、主君を諌めるために楚で打つ場面がある。
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罪人を厳しく問い詰めるため、役人が楚を振り上げた。
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厳しい修行の証として、背中に楚の跡が残っているという。
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