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連年

れんねん
名詞副詞
1
標準
every year
文例 · 用例
近来、殆んど連年かかる悲惨なる目に遭い、その上|苛税の誅求を受けるこの辺の住民は禍いなるかな。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
今この不景気連年絶えざる時節に、何の急事にあらざるを、大急ぎで基本財産とか神社の設備とか神職の増俸とかを強いるは心得がたし。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
二 『八犬伝』および失明後終結『八犬伝』は文化十一年、馬琴四十八歳の春|肇輯五冊を発行し、連年あるいは隔年に一輯五冊または六、七冊ずつ発梓し、天保十二年七十五歳を以て終結す。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
それにもかかわらず絶倫の精力を持続して『八犬伝』以外『美少年録』をも『侠客伝』をも稿を続けて連年旧の如く幾多の新版を市場に送っておる。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
其年の春、祖母は老病で死んで了つたが、此年ほど藤田家に取つて運の悪い年は無かつたので、其初夏には、父親が今年こそはと見当を付けて、連年の養蚕の失敗を恢復しようと、非常に手を拡げて養つた蚕が、気候の具合で、すつかり外れて、一時に田地の半分ほども人手に渡して了ふといふ始末。
田山花袋 重右衛門の最後 青空文庫
寧親は文化元年五月連年|蝦夷地の防備に任じたという廉を以て、四万八千石から一躍して七万石にせられた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
己は隠居してから心を著述に専にして、古本大学刮目、洗心洞剳記、同|附録抄、儒門空虚聚語、孝経彙註の刻本が次第に完成し、剳記を富士山の石室に蔵し、又|足代権太夫弘訓の勧によつて、宮崎、林崎の両文庫に納めて、学者としての志をも遂げたのだが、連年の飢饉、賤民の困窮を、目を塞いで見ずにはをられなかつた。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
尋常一樣の君主であつたら、必ず警戒して出遊せぬ筈であるが、彼は何等顧慮する所なく、連年巡幸を繼續した。
桑原隲藏 秦始皇帝 青空文庫
作例 · 標準
この地方は連年の不作に見舞われ、農家の人々は大変な苦労を強いられている。
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当社は皆様のご支援のおかげをもちまして、連年の黒字決算を達成することができました。
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連年開催されてきた夏祭りが、資金不足を理由に今年は中止になってしまい残念だ。
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