鉛粉
なまりふん
名詞
標準
fine lead powder used for writing on lacquerware
文例 · 用例
鉛粉真白けで丸ふたつ頬紅さいたるおどけづら、円い眼ばりもくるくると今日も呆けた宙がへり。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
「粉板」と呼ぶのは鉛粉を主とし、これに「えごま」の油と膠とを交ぜ板に塗ってあるからである。
— 柳宗悦 『工藝の道』 青空文庫
古縄を蛇とし駭せば、おどされたる妓愕して片足泥田へふみいれしを衆人の前に並びたちながら、懐中より鏡を出して鉛粉のところはげたるをつくろひ、唇紅などさして粧をなす、これらの粧具をかりに石仏の頭に置く。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
作例 · 標準
「漆器の蒔絵に使う鉛粉を丁寧に精製し、微妙な色合いの変化を出していく」
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「この古い文献には、鉛粉を油で溶いて文字を書く技法について詳しく記されている」
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工芸品の修復師は、貴重な鉛粉を慎重に扱いながら、欠けた文様を再現していった。
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