真鍮製
しんちゅうせい
名詞-の形容詞名詞
標準
made of brass
文例 · 用例
それは真鍮製のかなり頑固な洋式の把手で、鍵穴の附いた分厚い真鍮板が裏表からガッチリと止めてある。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
見ると東坡巾先生は瓢も玉盃も腰にして了って、懐中の紙入から弾機の無い西洋ナイフのような総真鍮製の物を取出して、刃を引出して真直にして少し戻すと手丈夫な真鍮の刀子になった。
— 幸田露伴 『野道』 青空文庫
やがてミシミシという音響を発して真ン中の部分がまず頽れ始め、続いて、緑色の鉄と、煙を吐きつつある石炭と、真鍮製附属品と、車輪と木片と長腰掛とが、奈落の底をめがけて、滝つ瀬のようにくだけ落ちて行った。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
ぼくは朝の食卓をそのままに、階段を上り出すと、伯父が古錆びた鍵を持って降りるのに出くわして、これはきっと例の屋根裏のもので、もう片方の手には銭函のような小さい真鍮製の箱を持っています。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
見ると、火が輝やかに燃え上がっていて金網のなかには、何か紙の焼けたらしい黒い綿毛のような灰が残り、そのそばに例の真鍮製の箱が開かれており、中は空でした。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
あわい褐色のベストからは太い真鍮製のアルバート型時計鎖が垂れ下がっていて、先には四角く穴のあいた金属の小片が装飾品としてついていた。
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
そのとき、入口の扉についている真鍮製のハンドルが、独りでクルクルと廻りだした。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
それから暖炉を焚きつけ、窓硝子を拭き、真鍮製の欄干を拭き込む。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
この美しい像は真鍮製です。
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真鍮製のドアノブは、時間の経過とともに独特の風合いが増します。
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彼女は真鍮製のアクセサリーを好んで身につけている。
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