小妖精
しょうようせい
名詞
標準
elf
文例 · 用例
その水中を泳ぐ格好がなかなか滑稽で愛敬があり到底水上では見られぬ異形の小妖精の姿である。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
『|髪盗み』の第二節には、風精の部下である四人の小妖精が現われる。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
大層甘い音でしたので、折節、森の小妖精が木の間から頭を突き出し耳を澄ます姿が目の隅に入ったものです。
— A. ビアス A.Bierce 『羊飼いハイタ』 青空文庫
万端思ひ合はせるところ、かの地底を彷徨ふ蒼白き妖精、小妖精の化身であらうか。
— 坂口安吾 『霓博士の廃頽』 青空文庫
モローゾフ教授の後ろで、婦人速記者のナターシャ・イワーノヴナが、高く積み上げた軌条の上に小妖精のような恰好で腰をかけ、陰気に指の爪を噛みながら、じろじろと八人のようすを見おろしていた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
われわれは君たちのあとをそっとつけてゆくのだ――われわれ地の底に住む小妖精、認識で唖になった怪物は。
— DIE HUNGERNDEN 『餓えた人々(習作)』 青空文庫
小妖精や魔神のことは何んにも見當らなかつた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
この小妖精が私の處に歸つて來ることを――向うの下の私の家につとめてゐるといふことを――知つてよかつた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
作例 · 標準
森の奥深くに、いたずら好きな小妖精が住んでいると伝えられている。
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「あっ、見て! 小妖精のダンスが見える!」と、彼女は興奮して叫んだ。
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子供向けの絵本には、いつも小妖精が登場して物語を彩る。
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