公民権
こうみんけん
名詞
標準
civil rights
文例 · 用例
一九〇一年、スイス滞在五年の後にチューリヒの公民権を得てやっと公職に就く資格が出来た。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
よほど合衆国で財産を作ったと見えまして、伯父があちらを去った理由も黒人嫌い、共和党はやつらに公民権を広げるから気に入らないなどと。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
人種差別に向き合った公民権運動の中で、うたが大きな役割を果たしたことを知りました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
文人が公民権が無くとも、代議士は愚か区会議員の選挙権が無くとも、社会的には公人と看做されないで親族の寄合いに一人前の待遇を受けなくとも文人自身からして不思議と思わなかった。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
公民権もある、選挙権もある。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
それから只今選挙がありますけれども、私達には公民権がない。
— 宮本百合子 『幸福の建設』 青空文庫
婦人がそこの機構のなかに入って働きますならば、配給の問題とか食糧の問題とかだいぶ実際的でよろしいのでしょうけれども、そういう役人になるための公民権はございません。
— 宮本百合子 『幸福の建設』 青空文庫
ですからブルジョア民主主義という段階においての社会では、みな選挙権をもっておりますし、婦人も公民権をもっておりますし、民法と刑法において日本のような婦人の無能力を現わされておりません。
— 宮本百合子 『幸福の建設』 青空文庫
作例 · 標準
彼は生涯をかけて、差別と戦い公民権の確立に尽力した。
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すべての人に与えられるべき基本的な公民権が保障されている社会を目指す。
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公民権の侵害は、民主主義社会にとって最も深刻な問題の一つだ。
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