皇御孫
すめみま
名詞
標準
grandchild of Amaterasu (i.e. Ninigi no Mikoto)
文例 · 用例
此によりてたゝへ言完へまつらば、皇御孫の尊の朝廷に御心暴(いちはや)び給はじとして……天つのりとの太のりと言をもちて、たゝへ言|完へまつらくと申す。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
中臣の遠つみ祖である処のあめのこやねの命、皇御孫尊にお仕へ申してあめのおしくもねの命をして、二上山に登らしめて、其処で、天神にお尋ね申さしめられるには、皇御孫尊に差し上げる御膳の水は、如何致したらよろしうございますか、と申された。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
――わがすめみまの尊は、豊葦原の瑞穂の国を、安国と平けくしろしめせと、ことよさしまつりき。
— 折口信夫 『日本文学における一つの象徴』 青空文庫
たとえば天の御蔭・日の御蔭・すめらみこと・すめみまなどいう語も、奈良朝あるいは、この近代の理会によって用いられている。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
日本の天子が日の神・御祖・ひるめの頃から、いつも血族的にはにゝぎの命と同格のすめみまであり、信仰的には忍穂耳命同様日の御子であつた。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
すめみま記・紀すでにさうした解釈を主として居り、後世の学者又其を信じてゐる所の皇孫即すめみまとする語原説は、尠くとも神道の歴史の第二次以下の意義しか知らぬものである。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
此思想は、天照大神に対して、御歴代の神及び君が、すめみまだ――第二義の――とせられてゐるのにも現れてゐる。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
天照大神が、おしほみゝの命――み子であるが、すめみまの命と言ふ事は、語原及び其起原なる古信仰から見てさしつかへはない――の為に、手に宝鏡を持つて授けて、祝之曰く、此宝鏡を視ること我を視るごとくなるべし。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
作例 · 標準
天孫降臨の神話において、皇御孫であるニニギノミコトが地上に降り立った。
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皇御孫の威光を称える儀式が、いにしえの宮中で執り行われた。
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古事記の物語は、皇御孫がこの国を統治する正当性を説いている。
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標準
descendant of Amaterasu
作例 · 標準
歴代の天皇は、皇御孫として神聖な血脈を受け継いできたと考えられている。
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「皇御孫の弥栄を祈る」という言葉が、神社の古い碑文に刻まれていた。
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皇族の方々は、広く言えば皆、皇御孫の流れを汲む方々である。
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