度外れ
どはずれ
名詞
標準
extraordinary
文例 · 用例
」十三「そこから下りるのだと思われる、松の木の細くッて度外れに背の高い、ひょろひょろしたおよそ五六間上までは小枝一ツもないのがある。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
余り度外れなのに、自分から吃驚して、「はっ、」と、突掛る八ツ口の手を引張出して、握拳で口の端をポン、と蓋をする、トほっと真白な息を大きく吹出す…… いや、順に並んだ、立ったり居たり、凸凹としたどの店も、同じように息が白い。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
」と度外れの大声に耳を驚かして眼を開けば、梶棒をがたりと下して、「夫人提灯を点けますからちょいとどうぞ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
其声が度外れに高いので、お葉は慌てて四辺を顧った。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
然し斯様に百尺竿頭に一歩を進めた解決をさせたり、月並を離れた活動を演出させたり、篇中の性格を裏返しにして人間の腹の底にはこんな妙なものが潜んで居ると云う事を読者に示そうとするには勢い篇中の人物を度外れな境界に置かねばならない。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
しかし、Yの持つて生れた度外れの気位と我執の性質から、たうとう長上と衝突して途中で辞めて仕舞つた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
」第十三「其処から下りるのだと思はれる、松の木の細くツて度外れに背の高いひよろ/\した凡そ五六|間上までは小枝一ツもないのがある。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
それも、彼が度外れた嫉妬家であるとの理由で。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の記憶力は度外れで、一度見たものは忘れない。
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今年の夏は度外れの暑さだった。
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彼は度外れの才能を持っている。
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