枡落とし
ますおとし
名詞
標準
文例 · 用例
だって、人が来ると読み掛けた本を伏せて、枡落し見たように一生懸命におさえているところをもって見ると、阿父さんの云うところもまんざら嘘とは思えないじゃないか」「嘘ですよ。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
「市ヶ谷の親分、何にか大變なことがあつたんだつてね」「まア、見てくれ、白鼠が枡落しに掛つたやうなものさ、死んだ上總屋の主人も、飛んだ人が惡いよ」 富藏はそれでも案内顏に先に立つてくれます。
— 十萬兩の行方 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「市ヶ谷の親分、何か大変なことがあったんだってね」「まア、見てくれ、白鼠が枡落しに掛ったようなものさ、死んだ上総屋の主人も、とんだ人が悪いよ」 富蔵はそれでも案内顔に先に立ってくれます。
— 十万両の行方 『銭形平次捕物控』 青空文庫