河図
かと
名詞
標準
文例 · 用例
天文をうかがって吉兆を卜し、星宿の変をみて禍福を憂喜し、竜といい、麒麟といい、鳳鳥、河図、幽鬼、神霊の説は、現に今日も、かの上等社会中に行われて、これを疑う者、はなはだ稀なるが如し。
— 福沢諭吉 『物理学の要用』 青空文庫
そもそも、陰陽五行の占法はシナ起源のものにして、八卦は伏犠氏のとき、『河図』の象によりて起こる。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
元来、方位は『河図洛書』より出でたるものにして、すなわち季節を定め教うる天のたまものなり。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
今、その前に挙ぐる文によるに、『河図洛書』より出でたるものなれば、天の教ゆるたまものなりと述ぶるも、『河図洛書』になんの理ありて、かくのごとく信ぜざるを得ざるや。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
もと九星は、シナの『河図洛書』のうち「洛書」にもとづきたるものということじゃ。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
易の八卦は「河図」より起こり、九星の図は「洛書」より出でたりというも、真偽は定め難い。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
その起源は、シナ『河図洛書』といううちの「洛書」にもとづいておるといわれている。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
この『蓬莱曲』が出たという事実は、古い伝説が語るところの、江水の流れからあらわれた大きな亀が、その背に負うていたという、あの河図に比すべきものであったかも知れない。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫