下紐
したひも
名詞
標準
undersash
文例 · 用例
「とんと落ちなば名は立たん、どこの女郎衆の下紐を結ぶの神の下心」によって女郎は心中立をしたのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
細腰が纏ふもの数ふれば帯をはじめとして、下紐に至るまで凡そ七条とは驚くべく、これでも解けるから妙なものなり。
— 泉鏡花 『当世女装一斑』 青空文庫
作らせた故人の衣裳を源氏は取り寄せて、袴の腰に、泣く泣くも今日はわが結ふ下紐をいづれの世にか解けて見るべき と書いた。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
彼は起き上がって暖炉の前に腰を下ろすと、下紐を引いて人を呼んだ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
代匠記に、「シノビテ通フ所ニモ皆人ノ臥シヅマルヲ待テ児等モ吾モ共ニ下紐解トナリ」と云っている。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
元来、褌即、下紐は、物忌みの為のものである。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
最初に保平さまが下着をとられ、それから奥方が下紐を解かれました」「よくわかった。
— 久生十蘭 『無月物語』 青空文庫
丁度いいので、下紐がわりに使っていましたの。
— LEDI MAKBET MCENSKOVO UEZDA 『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 青空文庫
作例 · 標準
着物の場合、帯の下には下紐(したひも)と呼ばれる細い紐で仮に結ぶことがあります。
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浴衣を着る際、帯の下に下紐を締めることで、着崩れを防ぎやすくなります。
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(※この言葉は、着付けの専門用語として使われることがあります。)
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