老心
ろうしん
名詞
標準
文例 · 用例
毎日、茄子胡瓜でもあるまいから、そしてちやうど駄目になる燠があつたから、これでをはりの蕗を採つて来て佃煮にした、蕗のほろにがさには日本的老心といつたやうな味がある。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
△童心――句心――老心といふことについて考へる。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
□遊ぶ――道に遊ぶ、芸に遊ぶ、句に遊ぶ、酒に遊ぶ、――童心にして老心。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
五律の五六に「投老心雖懶、逢春興自繁」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
彼たとひ一たびは襄が家学を継承せずして仕籍を脱したることを悲めりと雖も襄の名天下に高きに及んでは即ち亦其老心を慰むる所なきにあらざるべし。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫