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旅の空

たびのそら
表現
1
標準
away from home
文例 · 用例
笠島はいづこ五月の泥濘道 芭蕉の行く旅の空には、いつも長雨が降りつづき、道は泥濘にぬかっていた。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
三鷹に帰ると、またすぐ旅の空をあこがれる。
太宰治 青空文庫
ドモ又の弟はその細君のともちゃんと旅の空に出かけることになるだろう。
有島武郎 ドモ又の死 青空文庫
さまで欲しけりゃ算段のうして、柳の枝を折ぺっしょっても引寄せて取ってやるだ、見さっせえ、旅の空で、召ものがびしょ濡れだ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
暗澹たる水のうえを、幻のごとく飛んで行く鴎も寂しいものだったが、寝ざめに耳にする川蒸汽や汽車の汽笛の音も、旅の空では何となく物悲しく、倉持を駅まで送って行って、上りの汽車を見るのも好い気持ではなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
一坪くらいの小さい水たまりに一丈の霊物がいるというのは、ちょっと不審であったが、併し霊物も身をねじ曲げて、旅の空の不自由を忍んでいるのかも知れない。
太宰治 黄村先生言行録 青空文庫
何てッて頼んでも、母様は肯入れないし、父様は旅の空
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
ところが今度の帰国を幸い、縁辺の話を決定めたいという親類の意見から、暫く役目のお預りを願って、その空屋同然の古屋敷に落付く事になると、賑やかな霞が関のお局や、気散じな旅の空とは打って変った淋しさ不自由さが、今更のように身に泌み泌みとして来た。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
作例 · 標準
旅の空の下で迎える正月は、どこか切なさと解放感が入り混じっている」
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遠く離れた旅の空から、故郷に残した家族の健康を祈る。
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「慣れない旅の空で体調を崩してしまったが、現地の人の親切に助けられた」
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