ブタ箱
ぶたばこ
名詞
標準
police cell
文例 · 用例
今頃はスッカリ悪魔になり切っちゃって学校なんか止しちゃって、桃色ギャングか何かでブタ箱にでもブチ込まれているでしょうよ。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
四・一六の時、×××老人は婆さまもろとも引っぱられたが、六十日ブタ箱にたたきこまれている間一言も物を云わなかったというんで、部落の一つ話になっている。
— 宮本百合子 『飛行機の下の村』 青空文庫
トッ捕まってもブタ箱だカンナ」「ウーム。
— 夢野久作 『老巡査』 青空文庫
警察が民主的になったので、昔のように容疑者を一々ブタ箱へ入れて取調べる便利がなくなったので、捜査がおくれて困るという。
— 坂口安吾 『ヤミ論語』 青空文庫
その代りそれを握って居酒屋で飲み直していると、巡査がきてブタ箱へぶちこんでしまった。
— その十八 踊る時計 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
ブタ箱から出てきた足でさッそくドスをのむ奴の云いぐさだ。
— 坂口安吾 『もう軍備はいらない』 青空文庫
これは日本の法律とか警察制度とか風俗習慣が全然外国と違っているのに外国流を直輸入して無理に当てはめるための破綻で、怪しい奴は有無を言わさずみんなブタ箱へ入れておいて、証拠などは二の次に白状させるという習慣が厳存しているのだから、名探偵登場の余地がなかったのも尤もな次第であった。
— 坂口安吾 『私の探偵小説』 青空文庫
眞つ暗なブタ箱から、やがて夜具を抱へて獨房に入れられ、後からガチャンと鍵をかけられた瞬間の氣分といふものは、まつたく『大死一番』といふ心境、または『一切他力』の實感を、體驗させられるのでありました。
— 石川三四郎 『浪』 青空文庫
作例 · 標準
何度も無銭飲食を繰り返していた男が、ついにブタ箱へ放り込まれた。
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酔って警察官に暴力を振るった彼は、一晩ブタ箱で頭を冷やすことになった。
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あんな詐欺まがいの商売を続けていれば、いずれブタ箱行きになるのは目に見えている。
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