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甲斐無い

かいない
形容詞
1
標準
worthless
文例 · 用例
時には自分で腑甲斐無いと思えば思うほど「ええ、何もかもおしまいだ、姫と駆落でもしてしまおう」こんな反動的な情火がむらむらと起るので、自分ながら危なくて仕様がありません。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
私は末児でございましたから幼時から可愛がられましたけれど、体が余り丈夫で無いのと性質が穏し過ぎましたので軍人好みの父からは不甲斐無い者に思われていました。
国枝史郎 温室の恋 青空文庫
」 と先生の頼み甲斐無いのに氣の拔けた息子にいひきかせて、「まことにお邪魔致しました。
先生の忠告 貝殼追放 青空文庫
おもへば言葉は甲斐無いものである。
斎藤茂吉 日本大地震 青空文庫
何だか、自分が不甲斐無いものであるかの様にも感じた。
死線を越えて 死線を越えて 青空文庫
三人が上がってきて、また一しきり、親子姉妹がいってかいないはかな言を繰り返した。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
こちらは銃を持っているとは云え、二人だけしかいないのだ。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
主人はこれを知っているのかいないのか、じっと目をふさいでいる。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
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