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ぽかん

ぽかん異読 ポカン・ぱかん・パカン
副詞-と
1
標準
vacantly
文例 · 用例
僕の胸には借金の穴が黒くぽかんとあいている。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
ぽかんぽかん、と無慈悲の櫂が頭上に降る。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
ともかくものんびりした気持やぽかんとした気持と、この歯噛みの動作とがよほど縁の遠いものであるだけはたしかであろう。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
ちよつとでもぽかんとして居ようものなら、その前の廣場を全速力で突つ切つてゆく、澤山の車の一つに轢かれさうになる。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
」と庄屋の下婢は、いつもぽかんと口を開けている、少し馬鹿な庄屋の息子に、叮嚀にお辞儀をして、信玄袋を受け取った。
黒島傳治 電報 青空文庫
そこで小さい太郎は、西の山の上にひとつきり、ぽかんとある、ふちの赤い雲を、まぶしいものを見るように、まゆをすこししかめながら、長いあいだ見ているだけでした。
新美南吉 かぶと虫 青空文庫
それでもむりやりそっちを見ますと、ひとりのおかっぱの子供が、ぽかんと陳の前に立っていました。
宮沢賢治 山男の四月 青空文庫
」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫
作例 · 標準
難しい数学の解説を聞いているうちに、頭が追いつかなくなってぽかんとしてしまった。
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退職後の静かな生活の中で、何もせず庭を眺めながらぽかんと過ごす時間が増えた。
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急に知らない人から声をかけられ、誰だったか思い出せずにぽかんと立ち尽くした。
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2
標準
openmouthed
作例 · 標準
あまりに豪華なホテルのエントランスに圧倒され、田舎者の私はぽかんと口を開けてしまった。
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彼女が突然『会社を辞めて世界一周する』と言い出したので、友人たちは皆ぽかんと驚いていた。
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赤ん坊が初めてテレビの映像を見た時、不思議そうな顔をしてぽかんと画面を見つめていた。
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3
標準
with a whack
作例 · 標準
悪いことをした子供の頭を、母親が「こら!」と言ってゲンコツでぽかんと叩いた。
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舞台の上で喜劇役者が、相方の頭をハリセンでぽかんと景気よく叩いて笑いを取る。
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おもちゃのハンマーで机をぽかんと叩くと、ピコピコと面白い音が鳴る。
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ぽかん(ぽかん) — 幻辞.com