断察
だんさつ
名詞
標準
文例 · 用例
我輩は今直ちにこれに断察を下すだけの知識と聡明とを欠いているけれども、これが眇視し去るべからざる大問題であることだけは確実に認めている。
— 大隈重信 『婦人問題解決の急務』 青空文庫
また一面、當時の裁判の實相といへば、奉行の實權は與力に、與力は同心に、同心は目明し岡ツ引の徒に、漸次權力は下推し、奉行は單に形式的に裁判し、盲判を押すに過ぎなかつたから、こゝに明斷察智の超人的奉行を主人公とし、その縱横の材幹に由り、疑獄を裁斷するといふことが時流に投じたのである。
— 尾佐竹猛校訂 『大岡政談』 青空文庫