駕籠屋
かごや
名詞
標準
sedan chair bearer
文例 · 用例
仲蔵が出て来て駕籠屋に待って居て下さいと云って置いて、 二人の前を通り過ぎた。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
しかし、太郎左衛門、T「兄さんが承知したんだから」 これこれ駕籠屋さんと、駕籠の用意までしてあるのだ。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
駕籠を一|挺、駕籠屋が四|人、峠の茶屋で休んだのが、てく/\と帰つて来た。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
お嬢様の御用とって、お前、医者じゃあなし、駕籠屋じゃあなし、差迫った夜の用はありそうもない。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「駕籠屋さんたちにもどうぞ。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
片口は無いと見えて山形に五の字の描かれた一升徳利は火鉢の横に侍坐せしめられ、駕籠屋の腕と云っては時代|違いの見立となれど、文身の様に雲竜などの模様がつぶつぶで記された型絵の燗徳利は女の左の手に、いずれ内部は磁器ぐすりのかかっていようという薄鍋が脆げな鉄線耳を右の手につままれて出で来る。
— 幸田露伴 『貧乏』 青空文庫
「そう、餅屋の姉さんかい……そして何だぜ、あの芝居の厠に番をしている、爺さんね、大どんつくを着た逞しい親仁だが、影法師のように見える、太く、よぼけた、」「ええ、駕籠伝、駕籠屋の伝五郎ッて、新地の駕籠屋で、ありゃその昔鳴らした男です。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
」「ぼけましたよ、ええ、裟婆気な駕籠屋でした。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代の絵巻物には、駕籠屋が武士を運ぶ様子が描かれている。
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「お殿様がお待ちです!」駕籠屋が威勢よく声をかけた。
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旅の途中、急な坂道で駕籠屋の助けを借りた。
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参勤交代の行列には、多くの駕籠屋が雇われていた。
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