証本
しょうほん
名詞
標準
文例 · 用例
芳賀博士の攷証本にも聢と出ておらぬ、多分インドで出来たのでなく江乙の語に拠って支那で作られたものかと思う。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
この『論語』は、奈良平安二朝の遣唐使によって我が国に将来された古写本の系統に属する清家の証本にもとづき、これをシナの版本の源流たる唐の開成石経と対校して、異同を明らかにせられたものである。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
ここで著者は、シナにおける標準テキストとして開成石経を、日本における標準テキストとして教隆本を明らかにし、さらに正平板『論語』を追究して、教隆本が関東に下った清原家の証本であるに対し正平板『論語』は京都の清家の家本を写して上梓したものであろうとの結論に達している。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫