忍
にん
名詞頻度ランク #11946 · 青空 1172 例
標準
endurance
文例 · 用例
夜景萩原朔太郎高い家根の上で猫が寢てゐる猫の尻尾から月が顏を出し月が青白い眼鏡をかけて見てゐるだが泥棒はそれを知らないから近所の家根へひよつこりとび出しなにかまつくろの衣裝をきこんで煙突の窓から忍びこまうとするところ。
— 萩原朔太郎 『夜景』 青空文庫
誤解されたことを忍んで別れるより仕方もなくなると、忍んだ故にもう一段誤解されるのだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
しかもその妻のごとき、純日本的な可憐な女を、彼のいわゆる『野蛮人』である西洋人の社会に、孤独で生活させることの痛ましさは、想像だけでも耐えがたい残忍事だった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
日本が西洋臭くなり日本の文化や風俗やが、日々にますます欧米化して来ることは、ヘルンにとって忍びがたい悲哀であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
僕はよくここにこうして坐りこみながら眼のまえをぞろぞろと歩いて通る人の流れを眺めているのだが、はじめのうちは堪忍できなかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
僕の部屋の窓を夜どおし明けはなして盗賊の来襲を待ち、ひとつ彼に殺させてやろうと思っているのであるが、窓からこっそり忍びこむ者は、蛾と羽蟻とかぶとむし、それから百万の蚊軍。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
人の無礼な嘲笑に対して、堪忍出来なかった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
先生は、昨年の春、同じ学部の若い教授と意見の衝突があって、忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を以て大学の講壇から去り、いまは牛込の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき悠々自適の生活をなさっているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
作例 · 標準
修行僧は厳しい寒さに耐え、ひたすら忍の精神を養った。
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病との闘いには、強い忍が必要とされる。
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彼女の成功は、並々ならぬ忍の賜物だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
忍(しのび、しのぶ、おし、にん)
しのび
SHINOBI
- 忍 -SHINOBI- — 1987年のアーケードゲーム。
- Shinobi — PlayStation 2専用のゲームソフト。
- Kunoichi -忍- — 上記の続編。
- SHINOBI (プロレスラー) — ルチャリブレ日本に所属する日本の男性覆面レスラー。
- SHINOBI-HEART UNDER BLADE — 山田風太郎の小説『甲賀忍法帖』を原作とする映画。 ⇒ 甲賀忍法帖#映画
しのぶ
- 主に日本人にみられる名前。男女ともにみられる。漢字は主に「忍」の字があてられる。
- 忍 (プロレスラー) — 暗黒プロレス組織666に所属する日本の男性プロレスラー。本名は菅原忍。
シノブ
- シノブ — シダ植物の一種。また、シダの古名。忍ぶ草ともいう。
おし
- 忍市 — かつて埼玉県にあった自治体。忍町から忍市を経て改称し、現在は行田市。 ⇒ 行田市
- 埼玉県行田市の地名。忍 (行田市)。
- 忍城 — 埼玉県行田市にある城郭。
- 忍川 — 埼玉県を流れる河川。
にん
- 忍 (羌) — 羌族の首領。
関連項目
出典: 忍 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0