風騒ぎ
かぜさわぎ
名詞
標準
文例 · 用例
風騒ぎむら雲迷ふ夕べにも忘るるまなく忘られぬ君 という歌の書かれた手紙を、穂の乱れた刈萱に中将はつけていた。
— 野分 『源氏物語』 青空文庫
磯浜かけて風騒ぎ波おとなふがごと、泣けよ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
しかしこのルース台風騒ぎの一週間ばかりのうちに、新聞紙上に表われた、政府及び関係者の施策または案というのは、次のような見出しの記事のものばかりであった。
— 中谷宇吉郎 『亡び行く国土』 青空文庫
書きたいことは、いろいろあるが、颱風騒ぎで、屋根や塀は吹っとばされ、後始末に追われ、机にじっくり向う気持になれません。
— 森下雨村 『三十六年前』 青空文庫