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色めく

いろめく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to colour
文例 · 用例
房の切れた、男物らしいのを細く巻いたが、左の袖口を、ト乳の上へしょんぼりと捲き込んだ袂の下に、利休形の煙草入の、裏の緋塩瀬ばかりが色めく、がそれも褪せた。
泉鏡花 露肆 青空文庫
その二の腕、顔、襟、頸、膚に白い処は云うまでもない、袖、褄の、艶に色めく姿、爪尖まで、――さながら、細い黒髪の毛筋をもって、線を引いて、描き取った姿絵のようであった。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
……その癖半襟を、頤で圧すばかり包ましく、胸の紐の結びめの深い陰から、色めく浅黄の背負上が流れたようにこぼれている。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
鳶よ、黝朱と金と、なんと豊かな肩胛骨、色めく翼のつけね。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
マアルシユカ、ナタアシヤなどの冠りもの稀に色めく寛城子かな 寛城子は長春のロシヤ側の駅名で今日ではとうにそんな駅はあるまいが、当時でも随分なさびれ方であつた。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
黒き眼眸、茶色めく影睡る腹持たざれば、軽やかの指、ふくよかの胸持たざれば。
OEVRES D'ARTHUR RIMBAUD ランボオ詩集 青空文庫
日昇って雪山は光輝を増し、天空濃藍に凝って僅かに一抹の巻雲を浮べ、白樺の梢紫をおびて色めく
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
その五郎左が、緘黙を破って、秀吉方へ、自己の旗いろを明らかにしたので、この時、勝家の面色ばかりでなく、座中は俄に色めくものがあった。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れ時、空が燃えるような赤に色めいた
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彼女の頬は、褒められてかすかに色めいた
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2
標準
to grow lively
作例 · 標準
深夜になっても、この街のナイトクラブはまだ色めいていた。
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祭りの開始時刻が近づくにつれて、会場は急速に色めき始めた。
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「わぁ、人が増えてきた!お店が色imekしてきたね。」
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3
標準
to waver
作例 · 標準
強盗は、警察のサイレンを聞くと、犯行を続けるかどうかの決断が色めいた
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彼女の表情は、予期せぬ質問に一瞬色めいたが、すぐに平静を取り戻した。
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「あの契約、本当に大丈夫かな…」彼の心は少し色めいていた。
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4
標準
to grow amorous
作例 · 標準
月明かりの下、二人の間には静かに色めいた雰囲気が漂った。
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「もう、こんな時間に電話なんて。ちょっと色めいてきたじゃない。」
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古びた喫茶店の、薄暗い照明とジャズ音楽が、どこか色めいたムードを作り出していた。
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色めく(いろめく) — 幻辞.com