苗裔
びょうえい
名詞
標準
descendant
文例 · 用例
ウム、如何にも、いやしくも将門、刹帝利の苗裔三世の末葉である、事を挙ぐるもいはれ無しとはいふ可からず、いで先づ掌に八箇国を握つて腰に万民を附けん、と大きく出た。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
僕の家は武田信玄の苗裔だぜ。
— 夏目漱石 『僕の昔』 青空文庫
しかし古人を景仰するものは、その苗裔がどうなったかということを問わずにはいられない。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
生目天皇の苗裔なり。
— 折口信夫 『和歌の発生と諸芸術との関係』 青空文庫
彼は思へり、「六孫王の苗裔、源氏の家子郎等を、駈具せば天が下何ものをか恐るべき」と。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
それは不思議な術であったから、私は今にそれを覚えているが、後に聞くと白蓮教の者はこの術をするということであったが、ついすると彼の男は、その苗裔かも解らない。
— 蒲松齢 『偸桃』 青空文庫
それからこの日本紀の記事の多くは、色々の家柄のことを書きました時に、その家柄の大抵先祖を書くか、或は墓を書くか、それから又古い人のことを書いて、今日の何といふ家はその苗裔だと書くか、何か皆今日現在して居ることから遡つてその因縁を尋ねる話になつて居ります。
— 内藤湖南 『支那歴史的思想の起源』 青空文庫
其苗裔に至りて、先過を悔いて、社の木を抜て、家に植えて祈り祭る。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
作例 · 標準
彼は名門の苗裔として、その期待を背負っていた。
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その家系は、古代の王族の苗裔であると伝えられている。
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苗裔を守り、血筋を絶やさないことが彼の使命だった。
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