不適任
ふてきにん
形容動詞名詞
標準
unfitness
文例 · 用例
學校は君等に對して決して不適任な先生を授けやしない。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
その上、かれは美男であったから、女学校の教師には不適任であった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
若しかするとこの村中であの凧のツリを掛け得る人物は乙鳥音吉独りだつたのか、それとも他の連中は悉くわたし同様に不器用の上に気忙しい不適任者で、徒らに空を眺めて嘆を久しうしてゐるのか、左ういふ連中と一夜囲炉裡を囲んで座談会を催し度いものだ――とわたしは呟いた。
— 牧野信一 『山峡の凧』 青空文庫
この意味においてパデレウスキイの大統領は、必ずしも不適任だとは言はれない。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
あなたは字もならわない、学問もやらないから学校は不適任とおいいですが、今日、あなたにこの事をお願いするまでには私の方でも充分あなたのことについては認めた上のことですから、そういうことは万事御心配のないように願いたい。
— 学校へ奉職した前後のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
俺もまんざらの不適任者ではない。
— 国枝史郎 『沙漠の美姫』 青空文庫
しかし、衆目の見るところ、久保自身は最も組長として不適任であつたから、その説はうかうか賛成できない。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
近衞も木戸も小磯の不適任なことを知っているが、逢うと辞職を勧め得ないで別れてしまったという。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は管理職としての能力に不適任であることが明らかになり、部署異動を命じられた。
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この重要な交渉の担当者としては、経験不足の彼では不適任だと誰もが考えていた。
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新しいプロジェクトの責任者に不適任な人物が選ばれたため、社内から多くの不満の声が上がった。
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