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毒痛み

どくだみ異読 ドクダミ
名詞
1
標準
chameleon plant (Houttuynia cordata)
文例 · 用例
ドクダミとは毒痛みの意だともいわれ、またあるいは毒を矯め除くの意だともいわれ、身体の毒を追い出すに使われている。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
一尺ぐらいずつ、おなじほどの距離をおいて、蜘蛛の巣と、どくだみの、石垣の穴と穴から、にょろりと鎌首を揃えたのが、姉さんの白い腰に、舌をめらめらと吐いているんじゃあないか。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
その杉を、右の方へ、山道が樹がくれに続いて、木の根、岩角、雑草が人の脊より高く生乱れ、どくだみの香深く、薊が凄じく咲き、野茨の花の白いのも、時ならぬ黄昏の仄明るさに、人の目を迷わして、行手を遮る趣がある。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
どくだみとちどめぐさをあひしらつたものであるが、思ふやうに刷り上がらなかつた。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
さて組合の禿頭のトムソンが赤つちやけたる鹿爪らしき古外套ををかしがり、恐ろしかりし夏の日のこと、どくだみの臭き花のなかに「キ…ン…タ…マ…が…い…た…い」と白粉厚き皺づらに力なく啜り泣きつつ、終に斃れし旅芸人のかつぽれが臨終の道化姿ぞ目に浮ぶ。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
その戸棚を開けると、緑礬、硝石、甘草、肉桂、薄荷、どくだみの葉、中には売薬の版木等がしんみりと交錯がつた一種異様の臭を放つ。
北原白秋 水郷柳河 青空文庫
いかにも裏町らしい、黒ずんだ土の上には、板塀の下から潜り出たどくだみの四五本が、ちよつぴりと青いものになつてゐるだけである。
鈴木三重吉 女の子 青空文庫
ほそい、ゆきのした、のびる、どくだみ、かもじぐさ、なわしろいちご、つゆぐさなどが咲いた。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
作例 · 標準
庭に生えているどくだみを摘んで、お茶にした。
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どくだみは独特の匂いがあるが、薬草として古くから使われている。
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どくだみは生命力が強く、どんな場所でもよく育つ。
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