ちょんちょん
ちょんちょん異読 チョンチョン
副詞副詞-と
標準
with a clap-clap (e.g. of wooden clappers)
文例 · 用例
右手の車庫のトタン屋根に雀が二羽、一羽がちょんちょんと横飛びをして他の一羽に近よる。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
栗の木が何本か立って枯れた乾いた葉をいっぱい着け、鳥がちょんちょんと鳴いてうしろの方へ飛んで行きました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
あげくの果には、私の大事な新芽を、気が狂ったみたいに、ちょんちょん摘み切ってしまって、うむ、これでどうやら、なんて真顔で言って澄ましているのよ。
— 太宰治 『失敗園』 青空文庫
馬に乗った勢で、小庭を縁側へ飛上って、ちょん、ちょん、ちょんちょんと、雀あるきに扉を抜けて台所へ入って、お竈の前を廻るかと思うと、上の引窓へパッと飛ぶ。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
」 魚容は言われるままに眼を軽くつぶると、はたはたと翼の音がして、それから何か自分の肩に薄い衣のようなものがかかったと思うと、すっとからだが軽くなり、眼をひらいたら、すでに二人は雌雄の烏、月光を受けて漆黒の翼は美しく輝き、ちょんちょん平沙を歩いて、唖々と二羽、声をそろえて叫んで、ぱっと飛び立つ。
— ――新曲聊斎志異―― 『竹青』 青空文庫
これからも俳句の相談に乗ってくれと、まんざらお世辞だけでもないらしく真顔で頼んで、そうして意気揚々と、れいの爪先き立ってお尻を軽く振って歩く、あの、音楽的な、ちょんちょん歩きをして自分のベッドに引き上げて行き、僕はそれを見送り、どうにも、かなわない気持であった。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
ちょんちょんとすずめ足で追いかけながら、みごとな投げなわで押えていたのも、四尺八寸のお公卿さま、背たけに似合わずあっぱれでしたが、伝六がまたなかなかにがら相当なので――。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
「ちょんきな、ちょんきな、ちょんちょん、きなきな。
— 楠山正雄 『長い名』 青空文庫
作例 · 標準
「ちょんちょん」と拍子木が鳴り、芝居の幕がゆっくりと上がった。
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彼はリズムに合わせて「ちょんちょん」と手を叩いた。
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大工さんは木材を「ちょんちょん」と叩いて、音を確認している。
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標準
(touching) lightly and repeatedly
作例 · 標準
彼女は眠っている赤ちゃんの頬を「ちょんちょん」と触った。
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彼は「ねえねえ」と、友達の背中を「ちょんちょん」と突いた。
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スポンジに絵の具をつけて、キャンバスを「ちょんちょん」と叩くように塗る。
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標準
punctuation marks such as the dakuten
作例 · 標準
漢字の右上に「ちょんちょん」と濁点をつけるのを忘れた。
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「ここには引用符の『ちょんちょん』が必要だよ」と指摘された。
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彼の書く文字は、独特の「ちょんちょん」とした飾りがついている。
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