義義
ぎぎ異読 ギギ
名詞
標準
forktail bullhead (species of catfish, Pelteobagrus nudiceps)
文例 · 用例
頼義義家が前九後三の禍乱を鎮めしより以来、東国は其半独立の政治的天地となり、武門の棟梁は、其因襲的の尊称となれり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
一室だとたちぎぎがしたいなぞと、気を揉んだ女中が居たそうで、茶代が五十銭。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
ぎぎいと、重い重りが鳴り、鎖ががらがらと響いた中へ入ると、暗い。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
すると、どこだか分らないが近くで、ぎいぎいぎぎいと、重い扉がひらくような音がした。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
地底戦車は、ぎぎーッと、とまった。
— 海野十三 『地底戦車の怪人』 青空文庫
形は、鯰やぎぎうに似ているけれど、利根川の鰍は、それほど大きく育たない。
— 佐藤垢石 『魔味洗心』 青空文庫
鯰やぎぎうに比べると、鰍は素敵に骨や頭がやわらかで、焼いても煮ても、頭から余すところなく食べられるのである。
— 佐藤垢石 『魔味洗心』 青空文庫
鯰や、鰻や、ぎぎの類は丸い籠に入れて、漬けてある。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫