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山肌

やまはだ
名詞
1
標準
mountain's surface
文例 · 用例
コバルト山地なべて吹雪のたえまより、  はたしらくものきれまより、コバルト山地山肌の、    ひらめき酸えてまた青き。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
行く手の峰を越して見え出した双子山は絹のような雲が纏いつき、しばらくしてまたきれいに解け去り萌黄色の山肌が青空からくっきり刻み出されている。
岡本かの子 呼ばれし乙女 青空文庫
こぶだらけの山肌が朝日を受けて、あかがね色に光っている。
太宰治 富士に就いて 青空文庫
植物の密生に依って、山肌が蔽われていたからである。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
さほど高いといふでないが他とやゝ離れて孤立し、あらはに禿げた山肌は時に赤錆びて見え時に白茶けて見えた。
火山をめぐる温泉 樹木とその葉 青空文庫
半ばは純白の雪に輝き、なかばは山肌の黒紫が沈んだ色に輝いてゐた。
若山牧水 木枯紀行 青空文庫
而してその山肌には百千の糸巻の糸をほどいて打ち垂らした様に雪がこまかに尾を引いてしづれ落ちてゐるのであつた。
若山牧水 木枯紀行 青空文庫
山にはいま朝日の射して來る處で、豐かな赤茶けた山肌全體がくつきりと冷たい空に浮き出てゐる。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
作例 · 標準
ゴツゴツとした山肌を登っていく。
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雪解けの山肌が姿を現した。
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朝日が山肌を赤く染めている。
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