老学
ろうがく
名詞
標準
文例 · 用例
この花嫁の花婿であったところの老学者の記憶には夕顔の花と蛾とにまつわる美しくも悲しい夢幻の世界が残っている。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
が、自分のはひつてゐる中学の理科の教師でTといふ老学士が水産講習所の講師を主職にしてゐるので、その縁に牽かれてそこへはひつた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
皆三は、このT老学士には、中学校の師弟以上の親密な指導を受けてゐた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
T老学士は、中学生にして稀に見る動物学といふやうな専門的な科学に好みを寄せる皆三を、努めて引立てた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
が、自分のはいっている中学の理科の教師でTという老学士が水産講習所の講師を主職にしているので、その縁に牽かれてそこへはいった。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
皆三は、このT老学士には、中学校の師弟以上の親密な指導を受けていた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
T老学士は、中学生にして稀に見る動物学というような専門的な科学に好みを寄せる皆三を、努めて引立てた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
今この思い出を書こうとしている老学生のまだ紅顔の少年であったころの話である。
— 寺田寅彦 『野球時代』 青空文庫