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諸民

しょみん
名詞
1
標準
文例 · 用例
これは昨日、露店で見つけためずらしい古書――『諸民族間の法』――低地地方のリエージュで一六四二年に出版されたラテン語の本だ。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
この君戴いて天下泰平、諸民安堵!
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
今私の話した諸民族の様な運命を選ばねばならぬか、或いは之を切抜けて、諸君の子孫が此の父祖伝来の地で、諸君の記憶を讃えることが出来るようになるか、その最後の危機が迫っているのですぞ。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
準備をしてゐる久しい間には、折々成功の時の光景が幻のやうに目に浮かんで、地上に血を流す役人、脚下に頭を叩く金持、それから草木の風に靡くやうに来り附する諸民が見えた。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
「無賠償、無割譲」といふ道義的和平条件を正面に立てて、東亜諸民族の恒久平和の楽土を建設するために戦つてゐるのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
レオナードの『下ナイジァー|およびその諸民族』に、アジュアニなる蛇、玉を体内に持ち、吐き出して森中に置き、その光で鼠蛙等を引き寄せ食い、さてその玉を呑み納む。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
熊楠いわく、米国インジアンまたこの類で、他の諸民族に比し、交会の数甚だ少なしとしばしば聞く。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
よほど昔ギリシア中でテッサリアの山民のみ騎馬を善くした時、他の諸民これを半人半馬の異物と思うた。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫