彼式
あれしき
名詞-の形容詞名詞
標準
so trifling
文例 · 用例
それに「天下大底守彼式、而異之族一人而無之」、「彼式」と云ふのは定家假名遣であります。
— 森鴎外 『假名遣意見』 青空文庫
それを私は認める)彼や彼式になってしまった人たちなど、ソッとワキに置いといて、仏頂面をしながら永生きをしてもらえば、足りる。
— 三好十郎 『恐怖の季節』 青空文庫
はばかりながら、あれしきのけんつくに、むっつり右門ともあろうおれが、たわいなく尾っぽを巻いてたまるけえ。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
」「いや、あれしきの雲は大したことありませんよ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
手白猿のワルサは日に増し劇しくなって行くばかりなので、領主の殿様も大へん腹を立て、「あれしきのものが撃ち取れぬとあっては俺の恥だ、ぜひとも捕まえて来う」と、家来を呼んで厳しく言いつけた。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
すべからくこの天嶮に拠って、かれのきたるところを策によって討つが上乗」「やアまた、昌仙の臆病意見、富士の山大名ともある者が、あれしきの者に恐れをなしたといわれては、四|隣の国へもの笑い。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
あれしきの長屋建に容れたところで」「でも、せめて縁ある子だけでも」「小愛というものだ。
— 細川ガラシヤ夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
やわか、あれしきの火の手に陥ちよう」 暗い山風のなかで、からからと笑い声が聞えた。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日彼式について考えている。
彼式という言葉は日本語で重要だ。
彼は彼式の意味を理解している。
この文には彼式が含まれている。