お暇
おひま
名詞
標準
free time
文例 · 用例
叔母の来るのはいやに遅いが、どうせ近所へのお暇乞ひがまた長いのであらう。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
御飯は勿論茶もほしくないです、このままお暇願います、明日はまた早く上りますからといって帰ろうとすると、家中で引留める。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
児分、襖の外から、 「親分、石松兄哥が帰って参りました」 「そうか、帰ったか」 と次郎長、紺久に、 「帰って来ました」 「じゃ、次郎長どん、儂はお暇しよう。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
ただお暇乞を致そうと存じまして。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
)まあ、お互にこういたして笑っていられます間に、お暇乞をいたしましょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
わたくしは一と先ずこれでお暇をいたします」 取り留めた返事を受け取らないで少し失望したらしい家主の顔をあとに残して、半七は早々にここを出ると、源次もつづいて表へ出た。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
明治になって間もなく、その奥方も亡くなったもんですから、お蝶は初めてお暇が出て、その屋敷から立派に支度をして貰って、相当の家へ嫁いだという噂ですが、多分まだ生きているでしょう。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
「それでは……これで……お暇を……この御恩は死んでも……」「アラマア……」 眉香子は追いかけるように二、三歩進み出た。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
作例 · 標準
お暇について知りたいことがあります。
あ、お暇がありますね。
お暇というのは何ですか?
これはお暇の例です。